七分袖シャツは、シャツの袖の長さが短い分、長袖シャツよりも抜け感を出しながら上品な印象に仕上がります。袖から見える腕の分量が少ない分、オフィスでも着やすく、少し肌寒い時の温度調節にも便利です。単体で着たり、ジャケットと合わせて着たり、とほかのアイテムとの相性も抜群です。キレイ目コーデが好みの方にもおすすめです。

ポロシャツ

ポロシャツは、夏のカジュアルコーデの王道でしょう。普段着からテニスやゴルフといったスポーツシーンにも取り入れやすいアイテムです。襟つきなのできちんとした印象を保つことができ、素材を選ぶことでビジカジからリラックスコーデまで取り入れやすく夏のコーデにおすすめ。年齢を問わないのもポイントです。

Tシャツ

Tシャツは、カジュアルコーデの代表でしょう。ジーンズなどのカジュアルボトムと相性が大変良く、ジャケットのインナーとしても使えます。Tシャツのデザインにより、クールな印象からポップな印象まで対応できるのも魅力。コットン素材のものから、ポリエステルなどの化繊が入ったものなど、幅広い素材のものがあります。

サマーニット

サマーニットは、冬のウールやアクリルなどを使用したニットとは違い、コットンや麻（リネン）、レーヨンなどを使用したサラリした質感が特徴のニットです。ニットを着た時の品の良い印象はビジカジにもピッタリ。通気性や吸水性にも優れ、Tシャツなどと組み合わせて着るのもおすすめです。パーカーと組み合わせて着るよりも大人っぽくオシャレな印象になります。

【ボトムス編】

ボトムスは、トップスとのバランスを考えて選ぶとスタイルアップにも繋がります。素肌の面積を多く魅せてヘルシーに見せたり、脚のラインを綺麗に見せたり、とボトムスの選び方で印象も変わってきます。アイテムごとに特徴を見ていきましょう。

ハーフパンツ

ハーフパンツは、一般的にひざ丈までの長さのパンツが多く、くるぶし丈のボトムスよりもカジュアル感が増します。アウトドアやリゾートはもちろん、街中でも着られる夏の定番カジュアルコーデとして根付いており、アクティブで快活なイメージに仕上げられます。ダークカラーを取り入れると大人も取り入れやすく、年齢問わず着やすいでしょう。

デニムパンツ

デニムパンツは、カジュアルコーデの定番中の定番です。青色・ネイビーなど濃いキレイ目デニムから、白色・ホワイトカラーの爽やかデニムなど夏にも取り入れやすいデニムカラーも豊富です。特に夏は濃いカラーのデニムよりも淡いホワイト寄りのカラーがおすすめです。冷感接触機能が付いたデニムなども見られ、年齢性別関係なく着られます。

画像はテイジンメンズショップ( TEIJIN MEN’S SHOP)の【日本製】ブロークンデニムジーンズ

チノパン

チノパンは、デニムパンツに次ぐ人気のボトムスで、自然界のカラーを取り入れた「アースカラー」や、茶色とうすだいだい色の中間にあたるベージュなど、ビジカジからカジュアルまで使いやすい豊富なカラーやシルエットが特徴です。タイトやワイドなシルエットからシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。ビジカジにおすすめなのは、ワイド過ぎずピッタリし過ぎないジャストサイズのシルエットがおすすめです。

クロップドパンツ

クロップドパンツは、くるぶしを出すことで軽やかな印象にし、脚をキレイに見せる効果が得られます。シルエットがゆったりとしたリラックスタイプのものから、ジャストサイズでスタイルアップを目指せるものなどシルエットも豊富です。タック入りのものもあり、楽に着やすいタイプもあります。フレッシュなイメージにしたい方におすすめです。

スラックス

スラックスは、主にジャケットとセットアップで着られるパンツを指します。そのため、ビジカジにも非常に取り入れやすく、クールビズなどでネクタイを着用しない時にも対応しやすいパンツとなります。

テーパードパンツ

テーパードパンツは、品良く着ることができ、ビジネスからビジカジ、キレイ目カジュアルまで対応できるボトムスです。裾に向けて細くデザインされたパンツラインが特徴で、脚のラインをキレイに見せる効果があります。センタープレスされたタイプもあり、よりきちんとした印象に見せられるので人気です。中でもニット素材でセンターステッチされているものは洗濯しても崩れにくく、汗をかきやすい夏場にもおすすめです。タックありやタックなしがあり、年齢問わず取り入れやすいでしょう。

画像はテーパードを効かせたテイジンメンズショップ( TEIJIN MEN’S SHOP)のCOOLMAX(R)混 TCノータックスラックス ライトグレーとベージュ

【アウター編】

夏は暑いからアンダーウェアとトップス1枚のみで済ましてしまう方も多いでしょう。ですが、カーディガンやジャケットなど取り入れることでいつものコーデをさらにオシャレにできます。また、直射日光による熱や紫外線から身を守り、冷房などの冷えからも守れるアウターは要注目です。

カーディガン

カーディガンは、コットンや麻（リネン）素材のものが夏場にも取り入れやすくおすすめです。やわらかな生地が適度なリラックス感を与え、ビジカジやカジュアルにもピッタリ。袖の長さが手首から七分袖、ひじ丈などのものがあり、丈が短くなるほどカジュアルな印象になります。カラーTシャツとザックリとした編地のカーディガンを合わせるコーデや、ライトカラーのカーディガンを合わせるコーデで夏らしく凉し気に見せられます。

ベスト

ベストは、ニット素材のものから綿や麻のジレと言われる前開きのタイプなどがあります。前開きのタイプは脱ぎ着がしやすく、抜け感が簡単に出せるのでおすすめ。気になるウエスト周りも自然とカバーでき、カバー体型にも役立ちます。Tシャツに合わせたり、シャツに合わせたり、取り入れやすいのもおすすめできるポイントです。

ジャケット

ジャケットは、カーディガンやベストに比べてビジカジに最も取り入れやすいアウターです。テーラードジャケット、ダブルジャケット、ノーカラーのジャケットなどデザインも豊富で、ひじまでの袖丈のサマージャケットなどもあります。いずれの場合もきちんとした印象に仕上げることができるので、カジュアルコーデが苦手な方にもおすすめ。セットアップにしてキレイにまとめたり、Tシャツやポロシャツに羽織るだけで洗練された印象に仕上げられます。

画像はテイジンメンズショップ( TEIJIN MEN’S SHOP)の【日本製】【インポート素材】シングル3つボタン段返りジャケット チャコールグレー(左)とグレー(右)

【小物編】

シューズやバッグ、サングラス、アクセサリーなどを組み合わせることで、夏のいつものコーデにアクセントをつけてオシャレに仕上げられます。それぞれのアイテムの上手な取り入れ方や選び方について説明していきます。

シューズ

夏のシューズと言ったら、サンダルかスニーカーが定番なのではないでしょうか。楽に脱ぎ履きできるサンダルは解放感があり、夏らしいアイテムです。スポーツタイプのものから厚底のスタイルアップできるサンダルなど、カラーやデザインのテイストから好みのものを選ぶと良いでしょう。キレイ目志向の方はローファーがおすすめです。靴下ではなく、フットカバーを選ぶとスッキリします。

バッグ

バッグは、A4サイズの書類が入るビジネスサイズのバッグから、斜め掛けができる小ぶりのバッグなど幅広くありますが、夏に持つバッグは、素材を選んでコーディネートすると垢抜けて見えます。普段レザータイプのバッグを愛用している方ならば、キャンバス生地のバッグを取り入れてみるのもおすすめ。軽やかなカジュアルコーデにマッチします。また、小ぶりのバッグにすることで、赤色・レッドなどの目立つカラーもアクセントカラーとしてオシャレに取り入れられます。

画像は耐久性、耐水性に優れたテイジンメンズショップ( TEIJIN MEN’S SHOP)のCORDURA(R)（コーデュラ）3WAYバッグ ブラックとネイビー

サングラス

サングラスは、強い夏の日差しから目を守り、ファッションのアクセントにもなるため、特に夏に活躍するアイテムの1つでしょう。普段、サングラスをかけない方も顔の輪郭に合わせて選ぶと違和感なく取り入れやすく、レンズのカラーをブラウンにすることで洋服のコーデに馴染みやすいでしょう。

アクセサリー

リングやネックレス、バングルといったアクセサリー類も、上手に取り入れるとセンス良く夏のコーデを見せられます。金色・ゴールドカラーは、イエローベースの方や日焼けした肌に合い、銀色・シルバーは色白な方に良く合います。また、ブラウンコーデなど黄み寄りのコーデには金色・ゴールドが相性良くおすすめです。フレッシュなイメージにしたい時には銀色・シルバーがスタイリッシュでおすすめです。

年代別夏服のおすすめコーディネート

年齢と共に体型も変わり、似合うコーデも異なってきます。夏服の定番はTシャツにジーンズ一択！といった方は要注意。自分の思っている印象と見られている印象が異なる場合があるかもしれません。年代ごとにおすすめのコーデを順に見ていきましょう。

画像はフォークナートウキョウ( FOLKNER TOKYO)のSUMMER LIGHT ジャケット モカ(左)とネイビー(右)

20代

20代は、学生生活を卒業して社会人としてデビューする方も多くいる年代です。フレッシュな雰囲気を保ちつつ、社会人として信頼される大人の要素を取り入れたコーデがおすすめ。サマーニットやTシャツとゆとりのあるサマージャケットの組み合わせは、20代らしいトレンド感がありながら、きちんとした印象にできておすすめです。カーディガンやジャケットと組み合わせても良いでしょう。

30代

30代は、仕事にも慣れて後輩が増えて来る年代です。先輩として落ち着きの感じられるコーデが必要とされます。パンツは20代とは違い、ゆるっとしたシルエットよりもテーパードパンツをチョイスしてキレイ目に仕上げると品良くまとまります。七分袖のシャツやTシャツ、ニットと組み合わせると爽やかで好印象に仕上がります。

40代

40代は、だんだん体型に変化が見られる年代です。身体にフィットしたトップスやスキニーパンツなどのタイトなシルエットよりも、適度にゆとりのあるシルエットがマスト。身体のラインをキレイに見せつつ、ジーンズやチノパンなどで若々しさも取り入れると、バランスのとれたコーデが楽しめます。サマージャケットやカーディガンを組み合わせてみるのもポイントです。

50代

50代は、爽やかさを意識したコーデがおすすめです。ポロシャツやシャツなど襟が付いた夏服だと、緩みがちな体型になりやすい50代の方も清潔感あるコーデにしやすいでしょう。カーディガンやサマージャケットを活用してみるのもおすすめです。また、加齢臭が気になる、といった場合は消臭機能付の洋服を取り入れて対策するのも1つの方法です。

60代

60代は、スタイルアップと動きやすさを考えた機能的なコーデがおすすめです。60代の方が身体のサイズよりも大きいビッグサイズを着用するとだらしなく見えてしまう恐れも。動きやすさを重視して、ゆとりのあるラインのトップスやボトムスを選ぶのではなく、動きやすい素材を使用した、大きすぎないサイズを選ぶことが大切です。また、意識的に明るいカラーを取り入れると華やかになりおすすめです。

まとめ

今回、夏におすすめのカジュアルファッションコーデについて分かりやすく解説していきましたがどうでしたでしょうか。トップスやボトムスなどの種類や合わせ方や小物の合わせ方、年代別のおすすめコーデを知ることで、上手な夏服のコーデの参考になれば幸いです。ぜひ、いつものカジュアルコーデをレベルアップさせて楽しんでみてください。

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