トートバッグは性別や年齢問わずに使いやすいバッグとして多くの方から選ばれています。リモートワークも盛んな現代だからこそ、十分な大きさがあるトートバッグはPCやタブレットの持ち運びもしやすくておすすめです。そこで今回は、ビジネスシーンにきちんと感がありながらオシャレ感もあるトートバッグの選び方や種類、トートバッグを使ったコーデなど詳しく解説&紹介していきます。
トートバッグとは?
持ち手が2つあるシンプルな形状で、小さなお子さんも持ちやすい印象のあるトートバッグ。最近は、ヌビバッグという韓国にルーツを持つトート型バッグも女性に人気です。園児から大人まで重宝されるトートバッグの歴史や機能について見ていきましょう。
アメリカのアウトドアブランド発祥
実は、トートバッグはアメリカのアウトドアブランドが発祥です。物を出し入れしやすいシンプルな形状で、持ち運びにスムーズという点から利便性に優れたバッグとして注目を集めました。元は保冷用の氷を持ち運ぶために利用され、厚手のキャンバス素材でつくられていたようです。
その後、丈夫でかさばりやすい教科書類も入れられるということから、次第に学生へと広まったとされています。今でも体操着や上履きなどかさばりやすい荷物を入れるのにトートバッグは年代問わず使われていますね。
ちなみにトートは英語でtoteと表記し、『運搬する、背負う、携える』といった意味を持ちます。まさにアウトドアシーンで活躍しそうなネーミングです。開口部分が上にあることで、大きな物も出し入れしやすいのが最大の特徴です。
機能性に優れる
物の出し入れというほかにも、持ちやすさや抜群の収納性が挙げられます。シンプルな形状なので、スッと物を入れたり出したりできるのはトートバッグの最大の利点でしょう。A4の書類も折らずに収納できるのもビジネスに向いていると言えます。シンプルであるがゆえに、さまざまなシーンで取り入れやすいのも魅力です。
デザインの種類や素材が豊富
次に、トートバッグの種類や素材ですが、トートバッグにはまず、マチがあるタイプとマチが無いタイプがあります。マチがあるタイプであれば、当然、収納力もアップし、パソコンやタブレットも入れる余裕ができます。
サイズも小さめから大きめまで豊富なので、シーンや目的に合わせて選べるのも嬉しい点です。ビジネスには書類やノートパソコンが入るA4サイズ以上がおすすめです。サイズに悩んだ場合は、A4サイズを選ぶと良いでしょう。
素材もさまざまなものがあり、カジュアルからきちんと感あるビジネスでも取り入れられるタイプまで豊富です。用途やシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
トートバッグはビジネスでも利用OKか?
そもそも、トートバッグはカジュアル感があるからビジネスシーンに取り入れるのは厳しいのでは?と考える方もいるかもしれません。あくまで、職場の雰囲気に合わせて選ぶのが重要ですが、素材やカラーを選ぶことにより、十分、ビジネスシーンに取り入れることも可能と言えるでしょう。
トートバッグの種類
トートバッグの素材にはさまざまなものがあります。スタンダードな布タイプからカゴタイプまで多くのタイプがありますが、今回は主にビジネスでも取り入れやすい素材の種類について紹介します。
レザー
レザーは、ビジネスシーンであれば最も使いやすい素材と言えるかもしれません。ナイロンと同様に人気のある素材です。レザーは使いこむうちに、独特な柔らかさやツヤ感などが楽しめるのが魅力。レザーの種類も豊富で、どの動物の革種類を使うかによっても表面の表情や手触りなどが異なります。お手入れは必要ですが、紳士スタイルを目指すメンズにもおすすめの素材です。
キャンバス地
キャンバス地は、トートバッグの発祥ともなったアウトドアシーンで古くから使われていた素材です。とにかく丈夫な点からエコバッグとして、キャンバス地が多く採用されているのを見かけることも多いでしょう。トラディショナルな雰囲気が魅力で、落ち着いた色味を選べば、ビジカジスタイルにも合わせやすくなります。
コットン
コットンは、レザーに比べて軽く軽量なので、肩が凝りにくいのが良い点です。また、汚れても気軽に洗えるのも魅力。キャンバス地と同様にカジュアルな雰囲気になりやすいですが、色味やデザインを選ぶことでビジカジスタイルなどに取り入れやすくなります。
ナイロン
レザーに次いで人気のナイロン素材。ナイロンならではの耐久性や軽量性はビジネスシーンにも使いやすく、お手入れもしやすいでしょう。色落ちしにくい点も魅力で、撥水や防臭などの機能をカスタマイズしたタイプも多く見られます。ビジネスシーン向けに作られたアイテムも多く、収納面に期待できるデザインも豊富です。
デニム
デニムは、丈夫で使い込むことで風合いも変わっていきます。ですが、かなりカジュアルな素材となりますので、ビジネスシーンであれば色味を抑えたブラックなどが使いやすいでしょう。ビジカジスタイルにこなれ感あるアイテムとして取り入れてみるのもステキです。休日の出勤などにおすすめです。
ビジネスで使えるトートバッグの選び方
よりビジネスシーンで使いやすいキレイめトートバッグならば、素材やシルエットの特徴を理解して取り入れるのが大切です。
ビジネスにはレザーかナイロン素材がおすすめ
ビジネスシーンでは、社内に限らず社外に出ることを想定したトートバッグの素材を選ぶことも大事です。耐久性に優れたレザーかナイロンであれば、キレイ見せできるきちんと感も得られて一石二鳥。大人メンズに欲しいスタイリッシュさも出しやすいでしょう。
書類やパソコンの収納が可能な収納性
ビジネスマンのバッグはオシャレよりも実用性が優先されます。そのため、収納力はかなり重要。マチがあり、書類やノートパソコン、タブレットがしっかりと収納できる機能性のあるタイプがベストでしょう。収納ポケットなどで収納スペースが独立したタイプであれば、バッグの中でぐちゃぐちゃになって物が無くなる心配もいりません。
スーツスタイルに合わせる
機能面だけにこだわり、見た目はどうでもいいと思って選んでしまうと、ダサく見られてしまう可能性があります。それを防ぐにはスーツスタイルに合わせたトートバッグ選びをすることです。最も簡単なのは、スーツの色味に合わせたトートバッグのカラーを選ぶ、または、ベルトや靴といった小物アイテムのカラーに合わせて選ぶことです。
ファッションとの統一感があることで冴えないスタイルではなく、落ち着き感やこなれたオシャレ感あるスタイルを目指せます。
ビジネスシーンのトートバッグのメンズコーデ3選
それでは、以下では具体的にトートバッグに合わせたおすすめのメンズコーデについて紹介していきます。
撥水ナイロントート×ダークスーツ
機能面とオシャレの両面からおすすめなのは、撥水ナイロントートバッグとダークスーツのコーデです。ダークなカラートーンにすることで、突然の雨でも濡れたことによるダメージ見せを軽減できます。また、撥水機能のあるナイロントートバッグを選べば、大事な書類やパソコン類を濡らさずに守ることができるのもメリットです。全身の色味を統一できるワントーンコーデは年代問わずおすすめです。
ナイロントート×ストライプシャツ
若い世代の方や若々しく見せたい方におすすめなのは、ナイロントートとストライプシャツのコーデです。縦ストライプのシャープ感とナイロン素材のトートバッグにより、バランス感の良い軽快な雰囲気を目指せます。ちなみに、ストライプは細いピッチで馴染み感あるカラーを選べば、年代問わず着られて適度なカジュアル感を狙えます。
ブラックトート×グレーセットアップ
こなれ感あるトートバッグコーデならば、グラデコーデがおすすめです。トートバッグはスタンダードなブラックをチョイスし、グレーのスーツまたはセットアップを合わせてみると、簡単なのにカラーの濃淡効果でメリハリのあるこなれ感あるスタイルを目指せます。スーツやセットアップがブラックで、トートバッグのカラーがグレーの反対にしたカラーコーデの場合も同じようにスタイリッシュなコーデを目指せます。
まとめ
今回、ビジネスシーンにきちんと感&オシャレ感あるトートバッグの選び方や種類、トートバッグを使ったコーデなどついて詳しく解説&紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。ビジネスからカジュアルまで取り入れられるトートバッグは、シンプルで実用的なので年代問わずにおすすめです。ぜひ、ビジネスシーンにも取り入れてみてはどうでしょうか。今回の記事が、メンズ向け通販サイトや紳士服専門店での上手なお買い物のヒントになれば幸いです。