夏が過ぎて過ごしやすい気温になると、秋のグルメを楽しむ旅や風景を楽しむ紅葉狩りなど旅行をしたくなるものです。旅行先ではオシャレかつ動きやすい服装だと、旅を心から楽しみやすくなります。でも、わざわざプライベート用の動きやすい洋服を用意するのも…というミニマリストの方にも、旅行でも仕事でも使い回せるスーツがおすすめです。そこで今回は、旅行や仕事にも使い回せるスーツのメリットやスーツの選び方、コーデの作り方ポイント、キレイにスーツをキープするための持ち運び方や収納の仕方のコツ、注意点などを詳しく解説&紹介をしていきます。
旅行や仕事で使えるスーツの選びのメリット
トラベル中や仕事で使えるスーツということはつまり、“旅にも着たくなるようなお気に入りの仕事服”ということ。仕事でも使えるスーツだからこそ、大人のメンズコーデにふさわしいきちんと感のある落ち着いたコーデを目指しやすくなります。
旅行や仕事で使えるスーツの選びのポイント
トラベル中や仕事で使えるスーツのポイントは扱いやすいことです。具体的なポイントを以下にて説明していきます。
ウォッシャブル機能
まずは、手軽に洗える機能スーツがあることが必須。着回せる分、清潔に保てるように気軽に洗えるウォッシャブル機能があるタイプを選びましょう。最近はゲリラ豪雨が起きることもしばしばですから、気軽に洗える機能があるのは嬉しいことです。ポリエステルやナイロンなどの素材は耐久性もあるので丈夫です。
速乾性
ポリエステルやナイロンなどの素材またはポリエステルやナイロンなどを含んだ混紡素材ならば洗濯しても吸湿性が低いので、すぐに乾きます。季節を問わず気兼ねなく洗濯しやすいでしょう。速く乾くことで、洗濯時に発生しがちなイヤなニオイも発生しにくくなります。
軽量
“軽い”というのも見逃せないポイントです。いくら見た目が良くても重さがあるスーツだと肩が凝り、持ち運ぶ際には荷物が重くなります。薄手でも冷たい外気をシャットダウンできるような防寒性があるスーツなど、季節に合わせて選ぶと良いでしょう。
機動性
旅行先ではとにかく歩く時間が長く疲れにくいこともポイントになります。そのため、動きやすさも重視したスーツ選びが重要です。ストレッチ機能がついていれば、荷物を運ぶ時なども快適です。特にしゃがんだ時にストレッチ性があれば、座った拍子に縫い目が裂けるといったアクシデントも起きづらくなります。
防シワ
シワができやすい状況としてスーツの持ち運び時や、洗濯時があります。スーツの布地に復元性がある素材を使っていれば、シワもできにくく便利です。また、洗濯してもシワができにくければ、心配せずにスーツを気軽に洗えます。特別なケアがいらないのは時間の節約にもなります。
耐久性
洗濯の際や着用の際にも耐久性のある素材のスーツならば、ほつれや伸びなど気にすることなくスーツも着やすいでしょう。冬場であればスーツのスタンダードな素材であるウールもおすすめです。ウールには保温性もあるので、朝晩がグッと冷え込む10月の終わりから11月頭の晩秋に対応しやすくなります。
旅行や仕事中のスーツコーデ
トラベル中にも仕事にも使えるスーツということで、機能的な面ばかりが目につきやすいかもしれませんが、ちょっとした工夫で華やかさをプラスできます。
サラリと羽織ってきちんと感UP
旅行先で仕事をちょっとしたい、リモート会議があるという時に、スーツの上着を羽織ってきちんと感をアップさせれば、立派な仕事モードのスタイルになります。羽織があることでカジュアルでなく、落ち着きのあるキレイ目スタイルに仕上がります。
映えアイテムでコーデのアクセントに
旅先ならば、仕事時のいつものホワイトシャツやブルーシャツではなく、普段着ないようなカラーや柄シャツを選ぶと、新鮮なコーデにしやすくなります。いわゆる“映え服”として旅先でもスーツスタイルやジャケパンスタイルが一気にオシャレな旅仕様コーデにしやすくなります。
ネクタイや小物でイメージチェンジ
スーツ以外にもネクタイやポケットチーフ、カフス、時計、シューズなどのアイテムを加えてみると、いつもの仕事時とは違った旅でも使えるスーツスタイルに仕上げやすくなります。ネイビーよりもややカジュアルになりやすいブラックは、ポイント使いしてみるのがコツです。
例えば、外では紫外線カットタイプできるサングラスとして、室内ではメガネとして使えて便利な調光レンズメガネを使う場合、フレームを太目のブラックフレームをチョイスすればメガネとサングラスを持ち歩かなくても良く、仕事モードとは異なるオシャレ感も出しやすくなります。
スーツがシワになりにくい持ち運び方&収納の仕方のコツ
トラベル中でも仕事でも使えるスーツは優れた機能がついていることが多いですが、気を使った持ち運び方や収納の仕方を知っていると、旅先や出張先、普段の仕事のシーンでもカッコ良くスーツを着こなせます。
上着
スーツの上着は型崩れしにくいようにするのが大事です。着用している場合は、脱いだらすぐにハンガーに掛けましょう。ハンガーに厚みがあると肩のラインもキープしやすくなるのでスーツ専用ハンガーがあると便利。無ければ丸めたタオルなどでも代用できます。
スーツを持ち運ぶ場合は、スーツ専用ケースを使うことをおすすめします。もし、専用ケースがなく畳んで運ぶ場合は、表地を守るために裏側同士で合わせて畳むのがポイント。肩の丸みをキープするためにも片方の肩部分をもう1つの片側に重ねてから半分に畳むと型崩れしにくくなります。
パンツ(スラックス)
長さのあるパンツ(スラックス)は、折り目であるセンターラインがズレないように重ねてから裾を合わせます。パンツ(スラックス)専用ハンガーに裾を上にして挟み、吊るして掛けるとセンタープレスもキレイにキープしやすくなります。
パンツ(スラックス)を持ち運ぶ際は、ウエスト部分をセンターラインに合わせて畳み、三つ折りにします。畳む時にタオルやスーツの上着を挟むとシワがつきにくくなります。
旅行や仕事で使えるスーツ選びの注意点
トラベル中や仕事で使えるスーツ選びも注意点があります。以下の部分に気を付けましょう。
キレイ目を意識
オーバーサイズや大きめの柄など主張が強いタイプのスーツは個性的になりがちです。大人のメンズコーデならば、キレイ目であることが大事です。アクセントになるものは部分使いするのがマスト。
スタンダードなカラーを
大人の上手な着こなしと気回しを考えるならば、ベーシックなカラーをベースにしたスタイリング作りがポイントです。秋や冬ならばレイヤードさせた立体感あるコーデも多くなるので、ベースは定番カラーだとコーデしやすくなります。
使い回しやすいシングルを
スーツのシルエットは、仕事でも旅先でも着回せるという点から考えると、スタンダードなシングルがおすすめです。よりカジュアルにしたいならばノーカラーという選択肢もあります。仕事服としてNGの職場もあるので、職場の雰囲気や服装の規定に合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回は、旅行や仕事にも使い回せるスーツのメリットやスーツの選び方、コーデの作り方ポイント、キレイにスーツをキープするための持ち運び方や収納の仕方のコツ、注意点などを詳しく解説&紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。旅行でも仕事でも使い回せるスーツは、お手入れや扱い方に気を使わないので便利です。何着もスーツを持ちたくない、物を減らしたい方にぜひおすすめです。今回の記事が、メンズ向け通販サイトや紳士服専門店での上手なお買い物のヒントになれば幸いです。