秋も深まりグッと冷えて来る季節に入ると、役立つのが「マフラー」です。首にサッと巻くだけで暖かく存在感がある「マフラー」は、ビジネスシーンやプライベートシーンにも使いやすく、素材やデザインなど上手に選ぶことでコーデのポイントにすることもできます。そこで今回は、メンズにおすすめの「マフラー」のカラーや柄、「マフラー」を取り入れたメンズにおすすめのコーデなどについて詳しく紹介&解説をしていきます。
メンズ「マフラー」のおすすめカラー
カラーには自然と注目を集めやすいとされる赤色・レッド、青色・ブルー、白色・ホワイト、黒色・ブラックの“4大販売色”と呼ばれるカラーがあります。4大販売色は色彩心理学に基づいて製品などに活かされ、購入意欲も高いカラーとして知られています。
そこで、カラーの持つ印象を利用して「マフラー」選びをするとイメージに合わせた「マフラー」コーデがしやすくなるでしょう。ブルーベースやイエローベースなど肌のカラーに合わせた「マフラー」のカラー選びをするのも1つの方法になります。
どのシーンにも合わせやすいのは、“ソリッドカラー”と呼ばれるメタリックなどキラキラしたカラーではない原色の組み合わせによるカラーが、使い勝手が良くおすすめです。
【灰色・グレー】スーツに合う定番カラー
灰色・グレーは、黒色・ブラックや白・ホワイトなどのコーデにも取り入れやすいモノトーンカラーです。灰色・グレーはスーツにもよく使用される定番カラーなので、ビジネスシーンはもちろんプライベートシーンのコーデにも合わせやすく重宝します。
大人っぽくまとめたい時には、同じ灰色・グレーでも暗めのトーンを選ぶと高級感のある落ち着いた印象にしやすくなります。一方、爽やかな印象にしたい時には明るめの灰色・グレーを選ぶと快活な印象にしやすい傾向となります。
【臙脂色(えんじ)・ボルドー&ワインレッド】季節感が出せるクリスマスカラー
臙脂色(えんじ)・ボルドー&ワインレッドは、エネルギッシュなカラーなので明るい印象にしやすく、若々しく見せたい方にもおすすめのカラーです。“クリスマス”など季節感を出した装いもしやすく、秋冬を意識したオシャレが楽しめるでしょう。
臙脂色(えんじ)・ボルドー&ワインレッドの「マフラー」に合わせる他のアイテムを同色カラーまたは反対色と組み合わせることで大きく印象が変えることができます。「マフラー」以外のアイテムの配色を控えめにすると、臙脂色(えんじ)・ボルドー&ワインレッドを引き立てた着こなしになり、ダークベースのコーデに合わせると落ち着いた大人っぽい着こなしを目指せます。
【紺色・ネイビー】知的な印象を与えるカラー
紺色・ネイビーは、スーツや制服にも使用されている落ち着いた印象にしやすいカラーです。爽やかな青色・ブルーを深めた色は、クールで誠実な印象を与え、ビジネスシーンなどにも活用しやすいでしょう。
明るめの紺色・ネイビーの「マフラー」を選ぶと、スーツコーデにはもちろん、プライベートシーンにも使いやすくなるのでおすすめです。明るいトーンにすることにより、スーツの配色とコントラストをつけたり、カジュアルコーデに合わせた時は適度な締め色としてスッキリとさせたりコーデの幅を広げられます。
「マフラー」のおすすめ柄
コーデに合わせて柄を取り入れると、シーンにあったコーデを目指せます。チェックやストライプ・リバーシブルなど社会人も取り入れやすい柄について順に紹介していきます。
【チェック】華やかな印象にしやすい
チェックは、首に巻くだけで華やかな印象にしやすい柄です。チェックは伝統的な柄でもあり、海外ではタータンチェックやグレンチェックなど古くから親しまれてきた柄でもあります。有名ブランドのチェック柄「マフラー」は昔も今も不動の人気を占めています。
チェック柄の選び方としては、大き目のチェック柄を選ぶとインパクトがあるカジュアルコーデに合い、細かいチェック柄を選ぶと上品でまとまりがある「マフラー」コーデを目指せます。首に巻くだけでなく、首からかけた粋な「マフラー」コーデなどの楽しみ方もおすすめです。
また、チェック柄に使用される色味によって、「マフラー」の落ち着いたコーデからポップなコーデまでしやすいのもポイントです。コーデの配色に合わせたチェック柄を選ぶことで垢抜けたコーデに仕上げられます。
【ラッセルレジメンタルストライプ】トラッドスタイルにおすすめ
ラッセルレジメンタルストライプ柄は、ラッセル編み機で編んだ生地の斜めに入るストライプ柄で、アメリカントラッドにもよく合います。2色以上のカラーが入るバイカラーは、華やかで印象的な「マフラー」コーデにピッタリです。
いつものビジネスコーデをカジュアルダウンしたい時にもレジメンタルストライプ柄はおすすめです。ストライプの幅やカラーの配色によってシャープな印象や、明るく元気な印象にしやすく、学生から社会人まで幅広い方が利用できます。アメリカントラッドスタイル好きな方には特におすすめの柄となっています。
【リバーシブル】2つのカラーを楽しめる
リバーシブルは、裏と表で2色あるのでそれぞれのカラーに合わせたコーデを楽しめます。また、巻き方や結び方によっても表情が異なり、「マフラー」のポイント使いにも適していると言えるでしょう。
流行に左右されないタイプでありながらファッション性が高く、ビジネスシーンからプライベートシーンまで使えるのも特徴です。裏と表の2つのカラーの組み合わせによって、季節感があるコーデもしやすくなります。
【無地】素材を引き立てる
無地は柄ではありませんが、「マフラー」の単体アイテムよりも着こなし全体を意識させたい場合におすすめです。無地であることから生地自体の素材を引きたてることができます。カシミヤ素材など、ふんわりとした質感を活かしたい場合は、プレーンな無地を選ぶと良いでしょう。
「マフラー」のおすすめコーデ
「マフラー」の柄やカラーを活かしたジャケットやスーツとの組み合わせコーデについて順に紹介します。
ジャケット×差し色「マフラー」
定番カラーが多いジャケットには差し色に使える「マフラー」を選ぶと、全体のバランスがとれたコーデになるのでおすすめです。ダークな紺色・ネイビーのジャケットや濃灰色・ダークグレーに白色・ホワイトや黄色・イエローなどの明るい配色の「マフラー」を加えると、地味になりがちな定番コーデも簡単にアップグレードできます。
また、ジャケットのインナーやボトムスのカラーに「マフラー」の配色と同じ系統のカラーを選ぶと、統一感がある品のあるコーデを目指せます。いつものジャケットコーデに変化をつけたい方に明るめの差し色「マフラー」のコーデはおすすめです。
コート×バイカラー「マフラー」
コートもジャケット同様に灰色・グレーや黒色・ブラックなどの定番カラーが多くなりがちなアイテムです。コートはボリュームが出るため、「マフラー」で明るさをプラスしてあげるとスッキリとしたコーデを目指せます。
ベージュのコートには赤系「マフラー」を加えてあげると、温かみのある冬のスタイリッシュコーデになり、ダークなカラーのコートには2色以上使われているバイカラーの「マフラー」を選ぶと、冬の暗めなトーンにまとまりがちなコーデも映えるコーデにしやすくなります。
赤色・レッドや白色・ホワイトなどコートのカラーに反対色になるカラーの選び方のほかにも、「マフラー」以外のアイテムを同じ系統のカラーを選んで上品なイメージにまとめる方法もあり、好みに合わせて組み合わせを楽しむと良いでしょう。
スーツ×カシミヤ素材「マフラー」
スッキリと上下でまとめられたスーツスタイルには、ビジネスシーンにも取り入れやすいカシミヤ素材の「マフラー」がおすすめです。上質素材のカシミヤのふんわりとした質感や身体に馴染むしなやかさが品の良いコーデを演出できます。
深みのある濃灰色・ダークグレーに濃淡を出した明るい灰色・ライトグレーなどの組み合わせると、スタイリッシュなオシャレなコーデにしやすく、靴やカバンと「マフラー」のカラーのトーンを合わせるとより紳士的なコーデに仕上げられます。
制服×チェック柄&レジメンタル柄「マフラー」
制服にチェック柄やレジメンタル柄の「マフラー」は、アメリカントラッドスタイルを彷彿させる組み合わせとなり、どの方にも似合う組み合わせの「マフラー」コーデです。
紺色・ネイビーや灰色・グレーなど落ち着きのある信頼感が重んじられる制服にはシンプルな「マフラー」よりもカラーが入る方が映えるコーデにしやすくなります。
元気なイメージにしたい場合は、黄色・イエローや赤色・レッドなどの色味が使われた大き目のチェック柄、知的でスタイリッシュな印象にしたいならば青色・ブルーや臙脂色・ワインレッドなどのレジメンタル柄を選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回、メンズにおすすめの「マフラー」についてカラーや柄、「マフラー」を取り入れたコーデの提案などについて詳しく紹介&解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか。なりたいイメージに合わせて「マフラー」のカラーや柄を選ぶことで、冬の重くなりがちなコーデも表情豊かに仕上げやすくなったのではないでしょうか。ぜひ、「マフラー」をメンズ通販サイトや紳士服専門店などで購入する際の参考にしてみて下さい。今回の記事が参考になれば幸いです。